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Black Tommyのハワイの歩き方
by black-tommy
チップ
いよいよオフ会の当選通知が皆のところにも届き始めているようだ。 どうやら、たくさんの方から応募をいただいたようで、氣志團ハワイツアーはもちろん雨天決行、遂行されることになった。 とともに、仮に応募人数が集まらず中止になった場合は、久しぶりにこの夏日本に帰り、ゆっくり温泉にでも入りながら先にトミーが済ませたご先祖様の墓参りにでも行こう、と思っていた俺の計画は、見事にこのハワイの蒼い海の底に沈んでいったのである。 早速メンバーやスタッフから様々なユニークな指令が俺のデスクに届いている。 俺の夏休み帰省計画が無残に砕け散った代償に、その指令のいくつかを諸君に公開したいのだが、オフ会の決定と同時にこのブログが強制終了されるのも癪なので今回は我慢しようではないか。 これからはこのブログで当初の趣旨に基づき、ハワイで諸君が必ず直面する事柄において、くれぐれもトラブルがないよう、優先して話をしていこうと思う。 また、前回話をしたレイに関してのブログのなかで、フラダンスというのは間違いでフラで既にハワイ語ではダンスという意味であると、お叱りを受けたのでこの場を借りて訂正させていただく。

前回のブログでチップについて教えてほしいとのコメントをいただいたので、今日はその話をしよう。 諸君らがレストランで食事をした際、またはタクシーに乗った際などで直面するチップの支払い。 日本にはない制度だが、実はアメリカのウエイターやウエイトレス等、単純サービス業に従事している者は州で決められている最低賃金で雇用されている場合が多く、チップは彼ら、彼女らにとっては収入の大半を占める場合も多い。 そのため、ウエイターやウエイトレスは一生懸命に自分の担当のテーブルのお客様にサービスするのである。 例えば、料理の具合を笑顔で聞いてきたり、飲み物のおかわりや、デザートを勧めてきたりもする。 サービスや料金が上がれば、それに伴い自分が受け取るチップの支払いも多額になるからである。 このあたりのメカニズムは、万人に対して公平なサービスを提供する日本のレストラン業界との違いであり興味深い。 ちなみにハワイ州の最低賃金は他州に比べると比較的高く現在、時給$6.75である。 

チップの支払いの基本は料金の15%と覚えておこう。 ロコの仲間達はその辺の事情を察知してか20%程支払っている場合が多い気がする。 よくサービスが悪い場合は小銭を置くとか、チップを支払わないとか聞くが、そのような場合でも彼らは10%から15%程度は置いた後、一言直接本人やマネージャーなどに不満足な点を指摘し帰る場合が多い。 但し、再びその店に行くことはない。 

次にチップの簡単な計算方法を説明しよう。 ほとんどの場合、支払いは日本とは違い個々のテーブルで済ませる。 その場合は担当のウエイターやウエイトレスに一言“Check, please” と頼めばよい。 クレジットカードで支払う場合はチップもそのカードで支払うことが出来るので、請求書のTipの欄に金額を記入して渡してもよい。 さて、日本の若者の学力、特に数学や科学の力が低下してしていると言われる昨今だからこそ、我々日本人はチップを暗算で瞬時に計算したいところだが、ここでは請求書に印字されているTAXに注目しよう。 実はハワイ州のTAXは4.166%なので、その金額の4倍をチップとして支払えばよい。 つまり4.166%の4倍は16.67%であるから、ちょうどいい金額になる。 これを基に、気持ちいいサービスを受けたのであれば多少上乗せすればよい。 余談ではあるが、俺は欧米人の女性と食事に行く際は必ずこの方法で瞬時にチップを計算し、一般的に計算が苦手な彼女らの前で、”チップは17%で計算しておいたよ”と、さらっと言ってのけ、相手の興味を引きつける作戦をいつも取っている。  

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レシートⅠ

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レシートII

では写真を参考に一緒にチップを計算してみよう。 レシートIの写真で分かるように、6.42ドルのTAXは計算しやすいように42セントを繰り上げ50セントとし、6.5ドル の4倍の26ドルをチップとした。 今回はクレジットカードで支払ったので(レシートIIの写真参照)Tipの欄に26ドルを加え、Totalの欄にその合計金額を書き込んだ。 このケースではチップは16.88%で約17%支払ったことになる。 後はサインをすれば、伝票はそのままテーブルの上において店を出ればよい。 もちろん、チップ分だけ現金で支払うことも出来る。 その場合はTipの欄には斜線を引き、チップを加えず合計金額だけを記入し、チップ分の現金とサインした伝票を一緒において店を出ればOKである。

最後に、是非とも諸君らに注意していただきたいのは、店によっては既に15%から20%のチップを含めた金額の請求書を持ってくるところもあるので、必ず確認をすること。 意図的に我々にチップの二重払いをさせよう、と目論んでいる様に感じられる場合もあるので、請求書を見て既に ”Service” や “Gratuity” の名目でチップが代金に含まれている場合は、くれぐれも二重払いをしないよう心がけたい。 また、今回のオフ会ではホテルでのチェックイン後、ポーターによる部屋までの荷物の運搬に対するチップはツアー料金に含まれているようなので必要ない。

【レストラン以外でチップが必要な場合】
タクシー10%から15%程度 10ドル以下の場合1ドル
ベットメイキング1日2ドル (毎日ベットに置いておこう)
ルームサービス15% (含まれている場合あり)
ネイルサロン15%
エステ15% (含まれている場合あり)
慈英兄ィとの握手??握りで1ドル 

チップは小銭ではなく必ずお札でお願いいたします。




■失敗しない氣志團ハワイツアー■  
<心得その7>
チップの二重払いには注意しよう!



by ブラック・トミー


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氣志團とオフ会 in 彼方[常夏NEVER LAND]HP
by black-tommy | 2006-06-03 19:52
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