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Black Tommyのハワイの歩き方
by black-tommy
両替
いよいよ今月の終わりには待ちに待ったハワイへの修学旅行。 学校行事としては常に最高峰に位置づけられている、修学旅行。 乗り物に例えると、学期末試験が幼児用三輪車だとしたら、修学旅行はプライベート・ジェット機に値するといっても過言ではないだろう。 深夜、先生たちが寝静まった頃、女子の部屋を訪れ声を殺しながら、“負けたら好きな奴の名前をガチで発表するんだぜ” ゲームに興じ、つい大声を上げて見回りの先生に押入れのなかで発見される、という事件が起こるのも決まって修学旅行なのである。

今回は戸塚水産高校発足以来、初の海外での修学旅行である。 海外といえば、まず言葉の問題がある。 しかし諸君が滞在するワイキキは日本語が通じる所が多いので、さほど心配する事はない。 どう見ても、ブッシュマンのニカウさんにしか見えない人が(しかし例えが古いなぁ)、流暢な日本語を話していたりする。 

問題はお金である。 日本円で支払えるお店もあるが、換金レイトが悪い場合もあるので、やはり現地の通過、アメリカドルを持っていたほうがよいだろう。 ただし、500ドルも1000ドルも持ち歩く必要は全くない。サイフにはチップ用の1ドル札10枚程度と、あとは5ドル札、10ドル札、20ドル札を数枚入れておけばもう十分。 現金はなるべく持たずに出かければ、盗難、紛失などのトラブルを最小限に抑える事も出来る。 

それでは、何で支払うのが一番いいのか? ここで登場するのが、トラベラーズ・チェックではなく、クレジットカードである。 ワイキキであれば、ほとんどの店で、Visa, JCB, Master が使用できる。 Amex やDiners は使えない店が多いので要注意。 アメリカ人は例え、2ドル (180円程度) のアイスクリームを購入するにもクレジットカードを使うので、諸君も小額だからと遠慮せずにバンバン使用すればよい。 レストランなどではチップもクレジットカードで支払える。 逆を言えば、現金が必要なのは、市バスやトロリーに乗る時、タクシーのチップを支払う時、毎朝ベットの上に置くハウスキーピングのチップくらいしかない。 現在は円高なので、日本で発行された日本円決済のクレジットカードは、諸君の強力な味方になるのは間違いない。

大金を両替しないにしても、一万円程 ($110前後) は滞在中に現金で必要なんじゃないかしらん、と考えている君に、どこで両替するのが一番お得か教えよう。 一番得なのは現地の両替屋さん。 それも銀行や、空港ではなく、街の両替屋さん。 ワイキキDFSの脇道、Royal Hawaiian Ave. ロイヤル・ハワイアン通りにはた沢山の両替屋さんがあるのでここで日本円で1万円くらいを両替しよう。 お札は100ドル札、50ドル札は使わない (店によっては使えない) ので、小額のお札に替えてもらうこと。 アメリカはクレジットカード社会なので、2ドルの物を100ドル札のキャッシュで購入すると、“お釣りがない” との理由で断られる事がしばしばある。 また、100ドル札は “これって偽札なんじゃネーの” とでも言いたげに、お札の表裏、透かし、などをジロジロ検証される事も多い。 強盗なども多いので、高額な紙幣はお店に置いておきたくない、というのもひとつの理由である。

というわけで、両替においてのベストのシナリオは、

- 出発前に空港でハワイで両替するまでの繋ぎ資金、5千円程度をドルに換えておく(一万円以下では両替してくれない場合もあるので友達同士で5千円ずつ出し合い両替しておく)
- ハワイに到着後、現金が少なくなったらロイヤル・ハワイアン通りの両替屋さんで1万円両替する
- 後は小額な物でも全てクレジットカードで決済する
- 高額なお札は持たず、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル札で揃える

ちなみに、アメリカの紙幣は1ドル札も100ドル札も全て同じ大きさと配色なので、支払う際には必ず数字を確認する事。

あろは~


DFS(免税店の脇道)Royal Hawaiian Ave.
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こんな両替屋さんや、
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これも両替屋さん、
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一見Tシャツ屋さん、でも店の奥に両替屋さん
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by black-tommy | 2010-08-07 04:50
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